熊本市水前寺のお客様からキャンドルのご注文とスノードロップの花が咲いでいるので見に来てとお電話があり飛んでで行きました。
暖かい国ではあまり見ることのできない珍し花で私も初めて見ることが出来ました。
2月2日は聖母マリアの日で、ろうそく祭りともよばれます。教会では一年分のろうそくを清め、乙女たちが、火を灯したろうそくを手に行進します。
スノードロップが花をつけるのはそのころ。
「私に色を分けて下さい」と、色を持っていなかった雪が花たちに頼んだという話が、ドイツに伝わっています。他の花たちが、華やかな美しい色を分けてやろうとしなかったとき、スノードロップは雪に言いました。「私の色を使って。」
その時から雪はスノードロップと同じ白になって、寒い季節には小さな花を守ります。雪に抱かれて咲くスノードロップは、もうすぐやってくる春の「楽しい知らせ」でもあら、あまりにも早く、他の花にさきがけて開くせいで「友をもとめる」ようにも見える、可憐な花です。